補助金 SERVICE08
【補助金・助成金ざっくり解説】
助成金とは
厚生労働省管轄になりますので、社会保険労務士のテリトリーとなります。
① 会社様の状況が、国の定める一定の基準を達成していること。
② 達成していることを証明する適正な書類を国に提出する。
③ 書類の適正チェックが完了すれば必ず助成金は下りるし、そのお金は会社がどのように使うのも基本的に自由である。
これが助成金です。
補助金とは
官公署に提出する書類になりますので、行政書士のテリトリーとなります。
① 国から指定されている使い方の範囲内において、お金を使用していく予定表を作成し、国に提出する。
② 提出した予定表が合格すれば、実際にその範囲内でお金を使用していくことができる。
③ お金を使用したもの全ての領収書などを国に提出し、その確認が取れたあとに補助金が下りる。
(提出する予定表の内容が、未来に達成できなかったとしても基本的には補助金の返還義務はない。)
これが補助金です。
上記の補助金の予定表のことを【事業計画書】と呼ぶのですが、未達成の場合でも基本的に返金義務がないからこそ。
《事業計画書の出来栄え》によって、補助金の採択率(合格率)が変わります。
乱暴な言葉でまとめてしまえば
助成金:目標達成に対する国からのご褒美
補助金:目標達成をサポートするための国からの投資
ということで大枠をご理解いただければ まずは宜しいかと思います。